東日本大震災から1ヶ月

あの未曾有の東日本大震災の大災害が起きてから1ヶ月がたちました。
みつからない御遺体も多く、被災された方々は避難して不便な生活を強いられ、原発の恐怖も増大していくばかりです。
そして余震も絶え間なく起こり、今なお大きな恐怖と不安の中にあります。
日本中誰もが、何とも言えない気持ちでこの1ヶ月を過ごされたことと思います。

しかし思いを被災地に向けて、自粛、自粛を続けていると…
経済的にも、メンタル的にも元気を失っていくばかりです。

被災地にいない人々は、元気に経済をまわしていかなければなりません。
自粛されていたテレビＣＭもだんだん復活してきました。

被災された方々への思いを抱きながらも、日本がまた被災地が元気になっていくことを願って、消費生活をしていかなければと思います。

私は16年前に阪神大震災にあいました。
震災の1年前に建った私の住むマンションは、一部損壊で、修理して今も住めていますが、周辺の一戸建てやアパートはほとんど倒壊してしまいました。
そして新しい家やマンションがドンドン建って、町並みは新しい建物ばかりの住宅展示場のような状態になりました。
震災当時は、震災前、後というのが、時間軸のような会話中心をしたものでしたが、もうそういう感覚はすっかりなくなりました。

東日本大震災の被災地も、いつかは、この阪神間のように、復興していくことを信じて、応援していきたいと思います。
そして終息のメドがたたない原発の問題もはやく解消されていくことを、願っています。