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2015年の日本人の平均寿命は男性が80・75歳、女性は86・99歳となり、過去最高を更新したそうです。
5年に1度行われる国勢調査に合わせた調査で、前回公表された2010年の完全生命表に比べて、
男性が1・20歳、女性が0・69歳上回ったとか。
厚労省が把握している主要7カ国(G7)などと比べて、男女ともに最も高い平均寿命だそうです。
2番目は男性がスイスの80・7歳、女性はフランスの85・1歳。
平均寿命の確定値は、最初の調査が行われた1891〜1898年分では、男性が42・8歳、女性が44・3歳だったそうですから。
120年間で、倍とはいきませんが、それに近く寿命がのびたことに!
昔に比べて、赤ちゃんや幼児でなくなる割合が格段にさがったことから
一概に寿命が延びたとは言えないかもしれませんが、
この寿命の伸び率には、驚きを隠せません。
医療の進歩が貢献していることも大きいでしょう。
統計としては、第2次世界大戦後は延び続けているそうです。
そうでなくても、高齢者の割合が非常に高くなっている日本
高齢者の側からみてみると、ドンドン高齢者が大事にされない状況になっています。
ご高齢の方から一番良く聞く言葉は
「はやくお迎えが来てほしい…」
まだまだ右肩上がりに平均寿命が伸びていくことは、こういう日本の社会にとって、どうなのでしょう。