「もやもや」「うつうつ」解消にも掃除がイイ！

「もやもや」「うつうつ」解消にも掃除がイイ！

町を歩いていると、３歳ぐらいの小さな女の子がほうきをもって、道路を一生懸命はいていました。
そのすぐ近くでは、お母さんとおばあさんと思える方が、溝そうじをしていました。
一家総出で大掃除なのですね。
一生懸命な女の子の姿がほほえましくて、日本の年の瀬らしい光景だなと感じました。

今年も残すところ２日、大掃除の季節ですね。

掃除は「もやもや」「うつうつ」の人にとても効果があるそうです。
精神科医の先生によると、次のようなメリットがあるそうです。

?まず第一に体を動かせること
気持ちが落ちこむと、体を動かすのもおっくうになり、家にこもりがち。
するとまたあれこれ考えたり、くよくよしたり……。
掃除は、そんな悪循環を断つ一種のエクササイズ。しかもいつでも手軽に始められる。

?掃除をするという行為に集中していると、自然と頭の中のゴタゴタが消え、無心になれる。
過去の悔いも未来への不安もどこかに消え、まさに『今に生きる』状態。このような無心になれる時間を持つことは、こころの健康にとって非常に重要なんだそうです。

?ぞうきんでふくという反復動作をひたすら続けていると、気分を調整する作用があるセロトニンが増えてくる。
すると脳の中が鎮静化し、ストレスも減るそうです。

?汚かった部屋がきれいになると、気分もスッキリする。
「きれいにした！」という満足感や達成感も得られて前向きな気分になれ、
家族や周囲の人から感謝され、人間関係も良くなる。
うつの患者さんが毎日掃除をするようになると、患者さんの顔つきが変わってくるそうです。
表情が明るくなり、周囲に対し『ありがとう』という言葉も出てきて、精神療法としての効果も高いそうです。

掃除を義務や負担ととらえては、効用どころか、マイナスにしか作用しないでしょうが、
“こころ磨き”のツールとしてとらえてみるといいそうです。

「磨き掃除」はストレス解消に、「片づけ」は脳の刺激＆活性化に特に効果的だそうです。

主婦にとって大掃除の季節が負担だったりしますが、精神的に効用が高いととらえると、何だかがんばれそうです。
（実は私は鬱気味ですから、なおさらのこと）

ストレス解消のために、明日も大掃除をがんばりたいと思います。