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様々な老人施設について

そして、認定の結果の通知を待つ間、義母はすっかり元気になって、1泊の外泊許可をもらって、家で一人で生活してみました。
もどった日は動けなくて困ったようですが、その翌日にはちゃんと生活できたから、家に帰ってだいじょうぶと言い張って、介護認定がおりるのを待たずに、退院して自宅に戻ってしまいました。
自宅に帰っていざ生活をしてみると、やはり一人での生活は難しく、遠い所に住んでいる私たち夫婦まで援助に行かなければならない状態でした。
そして「介護認定 要介護3」の通知が送られてきたので、前に予約していた「介護老人保健施設」に入所することをお願いしてみましたが、病院からの直行でなければダメで、1度病院を退院すると、待ち行列になるので、入所は半年後になるのか、もっと先になるのか、わからないという答えでした。

当面、週に2日間の「デイサービス」と3日間のホームヘルパーの介護1時間を受けることを決めました。
すると決めた直後、また調子をくずして、現在入院中です。


介護保険が使える入所型移設としては、「グループホーム」、「介護老人保健施設」、「特別養護老人ホーム」や「療養医療施設」などがあります。
介護保険が使えない施設として、「養護老人ホーム」、「軽費老人ホームA型・B型・C型」、「健康型有料老人ホーム」、「住宅型有料老人ホーム」などがあります。(使えないと言うと語弊がありますが、直接施設が介護保険サービスを提供するのではなく、訪問介護訪問看護、デイサービス等の外部サービスを利用する事は出来ます。)

今度退院したら、軽費老人ホーム・ケアハウスに入所させていただく予定でいます。
そのためには、1階の食堂まで自力(杖でも歩行器でも車椅子でもOK)でいけることが前提です。

最初に予定していた老健は、退院後の自宅復帰のためのリハビリ施設として位置していて、入所中の自由度も少なく、入所期間も限定されるので、できるだけ自由に生活したい義母にはケアハウスの方が適切だと思うので、入院中にしっかりリハビリして、自力で動けるようになって欲しいと願っています。
もしケアハウスで自力で生活できなくなったら、老健には直行で入れていただけるそうです。

現在、介護保険が使えて軽費で、期限なく置いてくださる施設としては、「特別養護老人ホーム」(略して特養)があります。
身体や精神に障害などがあって、家庭での介護が難しい、65歳以上の高齢者が入所する施設で、入所者にとっては生活の場であり、終の棲家となります
しかしどこの施設も多くの人が順番を待っている状態で、すぐに入れていただくのは難しいようです。都会では待ち行列が300人以上とか
ショートステイを体験してみると、比較的はやくに順番がまわってくるという話もあります。

国の方針としては、在宅介護を支柱にしたかったようですが、我が家のように義母を田舎において、遠く離れて住んでおり、仕事の関係においても、また子どもの学生生活の関係でも、義母のために田舎に移り住む事はできません。
反対に義母自身も、誰も知り合いのいない都会に来ることは大変抵抗があるようです。

最近高額で豪華な有料老人ホームが沢山建っています。
金銭的余裕がある方々には、最適な施設でしょうが、少ない年金を中心に生活していて蓄えもない庶民には、関係ない施設です。

どんどん老人が増えて行く中、低所得者でも安心して老後が送られる施設を充実していって欲しいものです。